健診異常の方へ
健康診断はご自身の健康状態を把握し、大切な家族や友人を守るためにも非常に重要です。毎年1回、欠かさず受診されている方も多いことでしょう。しかし、健康診断を受診しただけで満足してはいませんか?
健康診断の結果を確認し、数値に異常があったり再検査を推奨されたりした場合には、速やかに二次検査を受けることが最も重要です。当院では特定健診や企業健診に加え、異常が見つかった際の精密検査にも力を入れております。
健康診断の結果で再検査・精密検査を指摘された方へ
健康診断の受診から二次検査までの流れは以下の通りです。異常を指摘された方は、放置せずに次のステップへ進みましょう。
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健康診断の受診
まずは定期的な健康診断を受け、現在の健康状態を客観的に把握します。 -
結果の確認と判定
お手元に届いた結果表で、数値の異常や医師からのコメントを詳しく確認します。 -
二次検査・精密検査
「要経過観察」や「要精密検査」の判定が出た場合、適切な医療機関でさらに詳しい検査を行います。
クリニック田島では、八王子市の特定健診や雇入れ健診の受け入れを強化するとともに、健診異常に対する二次検査の体制を整えています。待ち時間を短縮するため、Webからのご予約をおすすめしております。
予約はこちら(健診異常に対する診察は、診察枠の予約をお願いします)
放置は禁物!二次検査を受診すべき理由
健康診断には労働安全衛生法に基づく実施義務がありますが、二次検査の受診は個人の判断に委ねられることが多く、つい後回しにされがちです。「時間がない」「自覚症状がない」といった理由で受診を控える方もいますが、自己判断で放置することは非常に危険です。
重大な病気であっても、初期段階では自覚症状がほとんどないケースが珍しくありません。病気が進行してからでは治療の選択肢が限られてしまうため、早期発見・早期治療が何よりも大切です。二次検査を受けることは、将来的な健康維持と安心につながります。
クリニック田島で対応可能な二次検査項目
当院では、以下の項目に関連する精密検査を実施しています。
| 肝機能・脂質・代謝系 | 血液検査、尿検査、腹部超音波検査(エコー)、腹部CTなど |
|---|---|
| 心機能 | 心エコー検査、24時間心電図(ホルター心電図) |
| 呼吸機能 | 胸部X線(レントゲン)、喀痰検査、胸部CT |
医師が解説する健康診断の結果と判定基準
健康診断の判定結果がどのような意味を持つのか、当院理事長が解説いたします。まずは、どの判定が出た場合に受診が必要なのかを確認しましょう。
| 判定 | 概要 |
|---|---|
| A:異常なし | 今回の検査範囲では異常は認められませんでした。 |
| B:軽度の異常 | わずかな外れ値がありますが、個人差の範囲内と考えられます。 |
| C:要経過観察 | 一定期間の後に再検査を行うことが推奨されます。 |
| D2:要精密検査 | 異常が見られるため、より詳しい検査が必要です。 |
| D1:要医療 | 速やかな治療が必要です。直ちに医療機関を受診してください。 |
| E:治療中 | 現在、該当する疾患で治療を受けている状態です。 |
二次検査が必要となるのは、主にC:要経過観察またはD2:要精密検査の判定です。一次検査は健康のスクリーニングであり、二次検査は具体的な疾患の有無を特定するためのものです。
BMI値(体格指数)
身長と体重のバランスから肥満度を算出する指標です。「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で計算されます。
| 18.4以下 | 低体重(やせすぎ) |
|---|---|
| 18.5〜24.9 | 基準範囲 |
| 25.0以上 | 肥満 |
※脳・心血管疾患の発症リスクを考慮した基準範囲です。
血圧の判定基準
高血圧を放置すると動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。家庭での測定値も併せて確認することが大切です。
| 測定場所 | 収縮期血圧(最高) | 拡張期血圧(最低) |
|---|---|---|
| 診察室血圧 | 140mmHg以上 | 90mmHg以上 |
| 家庭血圧 | 135mmHg以上 | 85mmHg以上 |
心電図検査
心臓の筋肉を流れる電気信号を記録し、不整脈や狭心症の兆候を調べます。異常が見られた場合は、より詳しく調べるために24時間ホルター心電図などを行う場合があります。
血液検査の主な項目解説
肝機能検査
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなどの数値を確認します。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、症状が出にくいのが特徴です。脂肪肝やウイルス性肝炎、アルコール性障害などを早期に見つけることが重要です。
腎機能検査
尿素窒素(UN)やクレアチニン(Cr)のほか、腎臓のろ過能力を示すeGFR(推定糸球体ろ過量)を重視します。数値が低い場合は、腎機能が低下しているサインです。
尿酸(UA)
高い数値が続くと痛風発作の原因になるほか、心筋梗塞や慢性腎臓病のリスク因子にもなります。プリン体の摂取制限や適切な治療が推奨されます。
脂質代謝検査
LDL(悪玉)コレステロール、HDL(善玉)コレステロール、中性脂肪を確認します。脂質異常症を放置すると血管内に脂質が蓄積し、動脈硬化を加速させる原因となります。
糖代謝検査(血糖値・HbA1c)
HbA1cは過去1〜2ヶ月の平均的な血糖状態を示します。糖尿病は合併症が恐ろしい病気ですが、早期発見により食事や運動でコントロールすることが可能です。
血球系検査(貧血など)
ヘモグロビン濃度などで貧血の有無を調べます。鉄分不足だけでなく、胃腸や婦人科系の疾患による出血、あるいは重篤な血液疾患が隠れていることもあるため、精密検査による原因特定が必要です。
健診結果のご相談は複数の専門医が在籍する当院へ
当院には、糖尿病、甲状腺、循環器、消化器それぞれの専門医が在籍しており、チーム医療で患者様の健康をサポートいたします。専門的な視点から、最適な検査や治療の提案をさせていただきます。
受診すべきかどうか迷っている場合でも、まずは診察時間内にご相談ください。Web予約をご利用いただくことで、スムーズな受診が可能です。
Web予約はこちら(健診異常に対する診察は、診察枠の予約をお願いします)
電話番号:042-666-6080
健診異常・二次健診に関するよくある質問
健康診断で要精密検査や要経過観察と出ましたが受診すべきですか?
はい、必ず受診してください。自覚症状がなくても、背景に重大な病気が隠れている可能性があります。当クリニックでは、複数科目の専門医が在籍しており、肝機能、脂質、血糖、血圧、心電図、レントゲンなど、あらゆる健診異常に対して専門的な視点から精密検査を行う体制を整えています。また、「症状があるか」「家族歴があるか」によっても判断の変わってくるような異常もあります。健診の画一的な判定だけではわからない、問診情報と照らし合わせた必要な対処を一緒に考えさせていただきます。
二次検査や精密検査は予約が必要ですか?
スムーズなご案内のため、24時間対応のWEB予約をおすすめしております。当クリニックは原則予約制ですが、空きがあれば当日の予約や受診も可能です。お手元に健康診断の結果表をご用意のうえ、お気軽にご来院ください。無料駐車場も完備しておりますので、お車での通院も便利です。
精密検査にはどのようなものがありますか?
異常を指摘された項目に応じて、詳細な血液検査や尿検査、心エコー、24時間ホルター心電図、さらにCT検査などを院内で行うことが可能です。大きな病院へ移動する手間なく迅速に精密な診断ができるのが当クリニックの特徴です。
健診結果のC判定やD判定はどう違うのですか?
一般的に「C」は一定期間後の再検査(要経過観察)、「D2」は精密検査、「D1」は速やかな治療が必要です。判定基準は項目により異なりますが、放置すると病気が進行するリスクがあります。当院では各科の専門医が、結果の意味をわかりやすく解説し、今後の対策を一緒に考えます。
忙しくてなかなか再検査に行けないのですが滞在時間や支払いはどうですか?
お忙しい方のために、WEB問診の活用で滞在時間の短縮に努めています。また、キャッシュレス決済が可能なため、お会計もスムーズです。さらに、当院は健康診断の結果を最短で翌営業日に出すスピード対応も行っており、二次健診についても迅速な対応を心がけています。
患者様へ
健診異常の数値には個人差があり、一過性のものから緊急を要するものまで様々です。自己判断で放置せず、まずは一度ご来院いただき医師にご相談ください。検査項目ごとの具体的な費用や、紹介状が必要なケースなどについては、クリニックまで直接お問い合わせください。女性医師も在籍しておりますので、女性特有の数値異常についてもお気軽にご相談いただけます。
<このページの監修>
理事長 好川謙一
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本内視鏡学会認定 内視鏡専門医
日本肝臓学会認定 肝臓専門医
日本炎症性腸疾患学会認定 IBD連携専門医
医学博士・産業医
