メニュー

手足のしびれ

 

しびれ(感覚異常)の症状と定義

「熱さや冷たさを感じにくい」「痛みを感じにくい」「ピリピリ・ジンジンとした感覚がする」といった状態をしびれと呼びます。これは五感のうち、触覚に関わる感覚の異常です。触覚(体性感覚)は、大きく分けて以下の2つの感覚に分類されます。

表在覚 皮膚表面における感覚(触覚・痛覚・温度覚)
深部覚 骨や筋肉における感覚(位置覚・振動覚・圧覚)

しびれは、神経経路の圧迫や末梢神経障害を伴う全身性疾患などによって起こります。しかし、しびれは主観的な症状であるため、他覚的に原因を捉えることが難しく、正確な診断に時間がかかることもあります。中には緊急性の高い疾患が隠れている場合もあるため、当院では緊急度の評価を重視して診断を行っています。

クリニック田島では検査結果をもとに診断・治療をおこないます。受診を希望される方は下記より外来予約を取得ください。

予約はこちら

しびれを引き起こす4つの主な原因部位

しびれが生じる原因は、主に以下の部位の異常に分類されます。

  • 頭蓋内(脳の異常)
  • 脊椎(脊髄の圧迫など)
  • 末梢神経(神経の通り道の障害)
  • 全身性疾患(糖尿病や栄養不足など)

早急な受診が必要な重症化リスクのあるしびれ

正座をした後のしびれのように一時的なものもありますが、中には発見が遅れると重症化するリスクの高いしびれが存在します。以下の特徴に当てはまる場合は注意が必要です。

脳に原因がある場合のしびれ

脳血管障害(脳卒中、脳出血、脳梗塞)や脳腫瘍が原因となることがあります。これらは発症部位によって症状が異なりますが、視覚や運動機能だけでなく、口の周囲と手のしびれのみが現れるケースもあります。

特に、一時的に血管が詰まってすぐに再開通する一過性脳虚血発作(TIA)は、症状が短時間で消えるため見逃されがちですが、本格的な脳梗塞の前兆として非常に重要です。診断にはMRI検査が有用です。半身の麻痺を伴う場合は、早期の治療開始によって血栓を除去できる可能性があるため、緊急の対応が必要です。

脊椎に原因がある場合のしびれ

首の骨(頸椎)や腰の骨(腰椎)のトラブルが原因です。骨の間でクッションの役割を果たす椎間板が加齢で変形したり(変形性頸椎症)、内部から飛び出したり(椎間板ヘルニア)することで神経を圧迫し、しびれや痛みが生じます。

頸椎疾患の場合、首を後ろに倒す動作で症状が変化するのが特徴です。重症化すると、手に力が入らない脱力やふらつきが起こります。当院では神経学的な検査やMRI検査を用いて、しびれの範囲や筋力を詳細に確認し、診断を確定させます。

末梢神経の圧迫によるしびれ

特定の神経が圧迫されることで、その神経が支配する領域に感覚異常が起こります。代表的な疾患は以下の通りです。

上肢の障害 正中神経(手根管症候群など)、尺骨神経、橈骨神経の圧迫
下肢の障害 坐骨神経の圧迫や障害

特に手根管症候群は、手首の使い過ぎにより正中神経が圧迫されるもので、手のひら側のしびれや痛みが特徴です。安静や投薬、重症の場合は手術を検討することもあります。

全身性疾患によるしびれ

神経そのものの圧迫ではなく、全身の状態が影響してしびれが出ることがあります。

  • 糖尿病性神経障害:長期間の糖尿病罹患によるもの
  • ビタミン欠乏症:ビタミンB12などの摂取不足やアルコールの過剰摂取
  • 末梢動脈疾患:動脈硬化により血流が十分に行き渡らない状態

当院で実施するしびれの検査内容

原因を特定するために、当院では以下の検査を組み合わせて診断を行います。

  • 詳細な問診:しびれの部位や、動作との連動性を詳しく確認します。
  • 画像診断:頭部・頸椎・胸椎・腰椎のCTやMRIによる精密検査。
  • 血液検査:糖尿病の有無やビタミン濃度の確認。

患者様へ

しびれは自覚症状が強いため、丁寧な問診によって症状が起きるシチュエーションや運動障害の有無を正確に把握することが不可欠です。治療では、ビタミンB12の補充や血行改善薬の処方、原因に応じた局所的なアプローチを行います。

特に麻痺を伴うしびれは、一刻を争う疾患の可能性があるため、早期の受診を強く推奨します。しびれが続いている方や不安を感じている方は、お早めにご相談ください。また、急を要するような場合には迷わず救急病院へご相談ください。

クリニック田島では検査結果をもとに診断・治療をおこないます。受診を希望される方は下記より外来予約を取得ください。

予約はこちら

 

手足のしびれに関するよくある質問(Q&A)

Q1:手足がしびれる原因には、どのようなものがありますか?

A: 手足のしびれの原因は多岐にわたります。大きく分けると、①脳や脊髄の病気(脳梗塞や頸椎症など)、②末梢神経の病気(糖尿病性神経障害など)、③血流の悪化(動脈硬化など)の3つが主な原因です。原因によって治療法が全く異なるため、自己判断は禁物です。当クリニックには複数科目の専門医が在籍しており、しびれの根本的な原因を的確に診断いたします。

Q2:突然、体の片側(右手と右足など)だけがしびれてきました。大丈夫でしょうか?

A: 非常に危険なサインの可能性があります。体の片側だけのしびれや、同時に「ろれつが回らない」「力が入らない」といった症状がある場合、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害が強く疑われます。当院ではCT検査機器を用いて、脳の状態を迅速に確認することが可能ですが、急性期の脳梗塞はMRI検査が有用と言われており、急ぎ救急病院へご相談ください。

Q3:最近、足の裏にピリピリとしたしびれを感じます。糖尿病と関係ありますか?

A: はい、深い関係があります。糖尿病の三大合併症の一つに「神経障害」があり、足の先や裏からジンジン、ピリピリとしたしびれが始まるのが特徴です。当院では受診当日にHbA1cや血糖値の結果がわかる体制を整えており、糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師が生活指導も行います。しびれが進行して足の壊疽(えそ)に繋がらないよう、早めのケアが重要です。

Q4:しびれがある場合、何科を受診すれば良いか迷ってしまいます。

A: 原因がわからない場合は、まず「内科」または「整形外科」をご受診ください。当クリニックの強みは、糖尿病内科、循環器内科などの専門医がチームとして連携している点です。どこの問題よるものなのかを一つのクリニック内で総合的に診断し、適切な治療へスムーズに導きます。

Q5:仕事が忙しくて通院が不安です。また、女性の先生に診てもらえますか?

A: 働く世代の方をお待たせしないよう、24時間WEB予約と事前のWEB問診を導入し、院内での滞在時間を短縮する工夫をしています。また、女性医師も在籍しておりますので、更年期障害やストレスなどに伴うデリケートなしびれ・違和感のご相談も安心してお話しいただけます。クリニックのすぐそばに無料駐車場を完備し、お支払いにはキャッシュレス決済が可能です。


【患者様へ】 「正座の後のようなしびれがずっと治らない」「しびれだけでなく、痛みや感覚の鈍さもある」といった症状は、神経や血管が悲鳴を上げているサインです。 整形外科(首や腰の骨の問題)の治療が必要と判断した場合は、連携する適切な医療機関へ責任を持ってご紹介いたします。 最短で翌営業日に結果がわかる健診体制を活かし、患者様の「早く原因を知りたい」という不安にスピーディーにお応えします。

 

<このページの監修>
理事長 好川謙一
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本内視鏡学会認定 内視鏡専門医
日本肝臓学会認定 肝臓専門医
日本炎症性腸疾患学会認定 IBD連携専門医
医学博士・産業医

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

AIチャットに質問