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胃・十二指腸の病気(胃潰瘍・胃がんなど)

胃・十二指腸の不調でお悩みの方へ:早期発見と適切な治療のために

胃や十二指腸の不調は、日常生活で最も頻繁に感じる健康問題の一つです。みぞおちの痛みや胸やけ、胃の重たい感じなど、症状は多岐にわたります。東京都八王子市にあるクリニック田島では、こうした「お腹の悩み」に対して、患者さんの不安に寄り添った診療を大切にしています。胃潰瘍十二指腸潰瘍、そして胃がんといった重大な病気は早期の発見と適切な対応がその後の生活を大きく左右します。

当院は高尾駅や西八王子駅、八王子駅から通院圏内にあり、地域のかかりつけ医として「まずはここで相談しよう」と思っていただける存在を目指しています。専門的な検査が必要な場合には、近隣の基幹病院と緊密な連携体制をとっており、スムーズなご紹介が可能です。体調の些細な変化を気軽に相談できるアットホームな雰囲気をスタッフ一同心がけておりますので、お年寄りから働く世代の方まで、どうぞ安心してお越しください。

お腹の不快感や痛みについて、詳しく知りたい方は胃痛のページ腹痛のページもあわせて参照してください。私たちのクリニックでは、保険診療に基づいた分かりやすい説明を徹底し、患者さんが納得して治療に進めるようサポートいたします。

胃・十二指腸の病気の症状について

胃や十二指腸の病気で現れる症状は、その病気の進行度や種類によって異なります。しかし、多くの患者さんが共通して訴える自覚症状がいくつかあります。これらのサインを見逃さないことが、早期発見への第一歩となります。

主な自覚症状の例

腹部の痛み みぞおち周辺の痛み(特に空腹時や食後)
胸部・喉の違和感 胸やけや酸っぱいものが上がってくる感覚
お腹の状態 お腹の張りや膨満感
全身症状 吐き気、食欲の減退
便の変化 黒い便が出る(タール便)

胃潰瘍と十二指腸潰瘍の症状の違い

胃潰瘍の場合は、食事中から食後にかけてみぞおちに痛みが生じることが多く、食べ物が胃に入る刺激が関係していると考えられています。一方で、十二指腸潰瘍は空腹時の痛みが特徴的で、食事を摂ると痛みが和らぐ傾向にあります。ただし、これらはあくまで一般的な傾向であり、痛みの感じ方には個人差があるため、過信は禁物です。

胃がんの初期症状について

非常に重要な点として、胃がんの初期には自覚症状がほとんど現れないことが挙げられます。かなり進行してから腹痛や体重減少、嘔吐などの症状が出る場合が多いため、「痛くないから大丈夫」と自己判断するのは危険です。定期的な健康診断や検診を受けることの意義はここにあります。

検診の詳細については八王子市健康診査のページを参照してください。

胃・十二指腸の病気の原因について

なぜ胃や十二指腸に潰瘍ができたり、がんが発生したりするのでしょうか。かつてはストレスや食生活の乱れが主な原因とされてきましたが、現在ではより科学的な危険を高める要因(リスク因子)が解明されています。

ヘリコバクター・ピロリ菌の感染

胃潰瘍や十二指腸潰瘍、さらには胃がんの最大の原因と言われているのがピロリ菌です。この菌は胃の強い酸の中でも生き残ることができ、胃の粘膜を慢性的に傷つけます。長期間の感染によって胃の粘膜が薄くなる萎縮性胃炎が進行し、がんの発生リスクを高めることが分かっています。検査をして感染が判明された方は、一度は除菌の検討をおすすめします。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の影響

痛み止めや解熱剤として広く使われているお薬が、胃や十二指腸の粘膜を荒らしてしまうことがあります。これを薬剤性潰瘍と呼びます。関節痛や腰痛などで長期的に鎮痛剤を服用している方は注意が必要です。当院では内科的な視点から、お薬の調整や胃を守る薬の併用などを丁寧にご提案します。

生活習慣とその他の要因

日常生活の中にも、粘膜を傷つける要因は潜んでいます。過度な飲酒や喫煙、香辛料などの刺激物の過剰摂取は、胃酸の分泌を過剰にし、防御機能を弱めます。また、強い精神的ストレス自律神経を乱し血流を悪化させることで、潰瘍を引き起こすきっかけになることもあります。

胃・十二指腸の病気の種類について

「胃が痛い」と感じる背景には、さまざまな疾患が隠れています。ここでは臨床でよく見られる代表的な病気の種類を解説します。それぞれの特徴を理解し、適切なタイミングで受診することが大切です。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃酸やピロリ菌などによって、胃や十二指腸の粘膜が深く削れてしまう病気です。粘膜の表面だけでなく、深い層まで傷が及ぶと、激しい痛みや出血を伴います。最悪の場合、壁に穴が開いてしまう穿孔という緊急事態を招くこともあるため、早期治療が不可欠です。

胃がん・十二指腸がん

胃や十二指腸の粘膜から発生する悪性腫瘍です。アジア圏、特に日本では胃がんの発生率が高いことが知られています。初期の段階であれば完治を目指せる可能性が非常に高い病気ですが、前述の通り自覚症状に乏しいため、早期発見が勝負となります。ピロリ菌除菌後の定期チェックも非常に重要です。

機能性ディスペプシア(FD)

胃の痛みやもたれがあるのに、検査をしても潰瘍やがんなどの「目に見える異常」が見つからない状態を指します。胃の動きが悪かったり、知覚過敏が起きていたりすることが原因です。命に関わる病気ではありませんが、生活の質を大きく下げるため、適切なケアが必要です。詳細は機能性ディスペプシアのページをご覧ください。

その他の関連疾患

食道と胃のつなぎ目から酸が逆流する病気も多く見られます。これについては逆流性食道炎のページで詳しく解説しています。

胃・十二指腸の病気の治療法について

胃や十二指腸の病気に対する治療は、現代医学の進歩により、お薬でコントロールできる範囲が非常に広がっています。クリニック田島では、患者さんのライフスタイルに合わせた治療計画を一緒に考えていきます。

内服薬による加療

胃酸の分泌を強力に抑えるプロトンポンプ阻害薬P-CAB、粘膜防護剤、漢方薬といったお薬を中心に、粘膜を保護する薬を組み合わせて処方します。多くの場合、これらのお薬を適切に服用することで、痛みは速やかに治まり、潰瘍の修復が進みます。ただし、症状が消えたからといって自己判断で中断すると再発の危険があるため、指示通りに飲み続けることが大切です。

ピロリ菌の除菌治療

ピロリ菌が陽性であると判断された場合、除菌治療を検討します。通常、2種類の抗生剤と1種類の胃薬を7日間連続で服用します。除菌に成功すれば、潰瘍の再発率を大幅に下げることができ、将来的ながんのリスクを低減することにもつながります。胃カメラ診療や除菌診療は当院で取り扱っていないため、必要な病状の際には連携する医療機関にご紹介させていただきます。

食事・生活習慣の指導

お薬の力だけでなく、胃に優しい生活を心がけることも立派な治療です。当院では糖尿病内科や循環器内科も併設しているため、栄養学的な観点からのアドバイスも可能です。具体的には、以下のようなポイントを推奨しています。

  • 規則正しい時間に食事を摂る
  • 一度にたくさん食べすぎない
  • 寝る直前の食事を避ける(少なくとも2時間以上空ける)
  • アルコール、カフェイン、辛いものを控える

高度医療機関との連携

当院では現在、内視鏡検査(胃カメラ)は実施しておりません。しかし、診察の結果、がんが疑われる場合や、出血が止まらない等の緊急を要する場合には、速やかに近隣の病院をご紹介します。八王子市内の基幹病院と連携しているため、精密検査から手術まで適切なステージへ橋渡しをさせていただきます。

胃・十二指腸の病気についてのよくある質問

胃カメラの紹介状は書いてもらえますか? はい、もちろんです。当院で診察を行い、検査が必要と判断された場合には、近隣の提携病院へ紹介状を作成いたします。患者さんのご希望の病院があれば、柔軟に対応させていただきます。
ピロリ菌の検査だけを受けることはできますか? ピロリ菌の検査を行うには「胃炎」「胃潰瘍」の診断が前提であるため、基本的には胃カメラとセットとお考え下さい。保険診療外(自費診療)としてピロリ菌の有無の検査のみを行うことは可能です。まずは診察にて症状をお伺いし、最適な検査方法をご案内します。自費での検査をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。
胃が痛い時、市販の鎮痛剤を飲んでもいいですか? 種類によりますが、一般的な痛み止めの多くは胃の粘膜を荒らす可能性があります。胃痛の原因が胃潰瘍である場合、鎮痛剤を飲むことで症状が悪化することもあるため、早めに受診されることをおすすめします。
胃がんは遺伝しますか? 遺伝的な要素が全くないわけではありませんが、多くはピロリ菌感染や食習慣などの環境要因が深く関わっています。ご家族に胃がんを経験された方がいる場合は、通常よりも早めのチェックを心がけると安心です。

患者様へ

胃や十二指腸の不調は、心と体の状態を映し出す鏡のようなものです。忙しい毎日の中で「ただの胃もたれだから」「ストレスのせいだから」と、ついつい我慢を重ねてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、その陰に隠れているかもしれない大きな病気の芽を摘み取ることが、私たち地域のかかりつけ医の重要な役割です。

クリニック田島では、複数の医師が在籍しております。患者さんが話しやすい主治医を見つけ、何でも気軽に話せるようなアットホームな環境作りに力を入れています。八王子市元八王子町という落ち着いた場所にあり、無料駐車場も完備しておりますので、高尾駅や西八王子駅、八王子駅周辺にお住まいの皆さんも安心してお車でお越しいただけます。

私たちは、保険診療に基づいた分かりやすい説明を第一に考えています。難解な医療用語ではなく、患者さんの立場に立った言葉で、現在の状態とこれからの治療についてお話しします。診察の結果、高度な検査や手術が必要だと判断した場合には、信頼できる地域の病院へ責任を持ってご紹介いたしますので、どうぞ「最初の一歩」として当院を頼ってください。24時間WEB予約も可能ですので、お仕事帰りや家事の合間に、いつでも予約を入れていただけます。皆さんの健やかな毎日を、お腹の健康から守っていくお手伝いをさせてください。

 

胃・十二指腸の病気に関するよくある質問(Q&A)

Q1:みぞおちの辺りがキリキリ痛みます。胃潰瘍でしょうか?

A: 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の可能性があります。胃潰瘍は「食後」に痛むことが多く、十二指腸潰瘍は「空腹時(特に夜間)」に痛む傾向があります。放置すると出血や胃に穴が開く(穿孔)危険もあるため、早めの受診が大切です。他にも周辺臓器として、胆嚢、胆管、膵臓、心臓由来の症状である可能性もあり得ます。当クリニックには複数科目の専門医が在籍しており、症状の出方から的確な診断を行い、胃酸を抑えるお薬などで治療いたします。

Q2:胃がんの初期症状にはどのようなものがありますか?

A: 胃がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。進行するにつれて「胃の痛み」「不快感」「胸焼け」「黒い便が出る(出血によるもの)」といった症状が現れます。だからこそ、症状がなくても定期的な検査を受けることが命を守る鍵となります。当院ではCT検査機器、腹部エコー検査機器を完備しており、胃だけでなく周囲の臓器への影響も含めて、院内で迅速に精密な確認を行うことが可能です。胃カメラが必要な場合には当院では実施をしていないため、近隣の検査可能な医療機関をご案内させていただきます。

Q3:健康診断で「ピロリ菌」を指摘されました。除菌は必要ですか?

A: はい、強くおすすめします。ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の大きな原因となるだけでなく、胃がんの発生リスクを著しく高めることがわかっています。当院ではピロリ菌の検査および、お薬の内服による「除菌治療」は現在対応していないため、近隣の対応可能な医療機関をご案内させていただきます。

Q4:ストレスで胃が痛くなることが多いのですが、相談に乗ってもらえますか?

A: もちろんです。胃や腸は自律神経の影響を非常に受けやすく、ストレスや過労、睡眠不足が原因で粘膜が荒れることがよくあります(急性胃粘膜病変など)。当院には女性医師も在籍しており、デリケートなストレスや生活環境のお悩みについても親身に伺います。また、当院では事前問診として看護師が状態の確認、アドバイスを行う体制を有しており、胃に優しい食事や生活リズムの整え方についてもアドバイスいたします。

Q5:痛みが急に出た場合、当日に診てもらえますか?

A: はい、当日のご予約・受診も可能です。お辛い症状がある場合は、我慢せずにお越しください。当院は24時間WEB予約に対応しており、待ち時間を最小限に抑えられます。無料駐車場を完備しているため、お車で安心してお越しいただけます。お支払いにはキャッシュレス決済が可能です。


【患者様へ】 「ただの胃痛」や「市販の胃薬で治るから」と放置してしまうと、胃がんなどの重大な病気の発見が遅れてしまうことがあります。 痛みが繰り返す場合や、黒っぽい便が出た場合は、迷わず専門医へご相談ください。 私たちは、八王子・西八王子・高尾エリアの皆様が安心して食事を楽しめるよう、消化器の健康を全力でサポートいたします。

 

<このページの監修>
理事長 好川謙一
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本内視鏡学会認定 内視鏡専門医
日本肝臓学会認定 肝臓専門医
日本炎症性腸疾患学会認定 IBD連携専門医
医学博士・産業医

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