足や顔のむくみ
選ばれる理由
当院では、患者さまが安心して受診できるよう、診療体制や通いやすさにも配慮しています。
- 専門性を活かした丁寧な診療
- 症状やご希望に応じたわかりやすい説明
- 専門医療機関との密な連携
- 必要な検査や治療相談まで一貫して対応
人間の身体のうち約60%は水分で構成されていると言われています。これらの水分は細胞内、または細胞外に分布しており、細胞外の水分は血管内やリンパ管などの管内液と、組織の中に存在する組織間質液に分かれます。この組織間質液が増加した状態が、一般的に浮腫(むくみ)と呼ばれます。
浮腫(むくみ)のメカニズムと初期症状
浮腫は全身に現れることもあれば、局所的に起こることもあります。特に重力の関係で水がたまりやすい足や手先、目の周り、腹部などは変化に気づきやすい部位です。具体的には「靴下の跡が消えにくくなった」「靴がきつく感じる」といった症状で自覚されるケースが多く見られます。
浮腫は自分では気づきにくく、周囲に指摘されて初めて自覚することもあります。短期間での急激な体重変化は水分量の増減である可能性が高いため、定期的な体重チェックを行うことで、身体の異変を早期に察知することが可能です。
クリニック田島では、浮腫にお悩みの患者様へ必要な検査を行い、最適な治療を提案しております。症状が気になる方は、下記より外来予約をご利用ください。
浮腫(むくみ)を引き起こす主な原因疾患
浮腫が発生する背景には、さまざまな原因が考えられます。代表的な要因と疾患は以下の通りです。
| 分類 | 主な原因疾患・状態 |
|---|---|
| 静脈圧の上昇(血流の滞り) | 静脈血栓症、心不全、腫瘍による圧迫 |
| 膠質浸透圧の減少(アルブミン低下) | 肝硬変、栄養不良、がんに伴う悪液質、慢性炎症、ネフローゼ症候群 |
| 静脈還流の低下 | 運動不足、長時間の座位 |
| 内分泌性の要因 | 甲状腺機能低下症 |
原因疾患ごとの特徴と適切な対応方法
静脈圧の上昇:心不全や静脈血栓症
静脈の血流が滞る原因には、心不全によるポンプ機能の低下や、血栓・腫瘍による血管の圧迫があります。静脈血栓症が疑われる場合は、採血による凝固マーカーの確認や造影CT検査を行い、迅速に診断・治療を進める必要があります。
心不全が背景にある場合は、心エコー検査などで心機能を評価し、利尿剤による水分調節や塩分制限の食事指導を行います。また、肺のうっ血や胸水が溜まっている可能性もあるため、レントゲンやCTでの詳細な確認が欠かせません。
膠質浸透圧の減少:肝機能や栄養状態の低下
体内のタンパク質(アルブミン)が不足すると、水分を血管内に保持できなくなり浮腫が生じます。これには栄養不足や肝硬変による合成低下、ネフローゼ症候群による体外への漏出などが影響しています。
治療では原因疾患のケアとともに、肝硬変などの場合はBCAA製剤(必須アミノ酸)の内服や、高タンパクな食事療法を検討します。病状に応じて、一時的にアルブミン製剤の輸血を併用する場合もあります。
静脈還流低下:運動不足や加齢による影響
特に高齢の方に多い原因です。運動不足や足の痛みによってふくらはぎの筋肉を使わなくなると、血液を心臓へ押し戻すポンプ機能が低下し、下半身に水分が溜まりやすくなります。
日常的にウォーキングや足踏み運動を取り入れることが推奨されます。自分での運動が困難な場合は、電気刺激による筋肉収縮(EMS)を利用して受動的に筋肉を動かし、血流を促進する方法も有効です。
内分泌性:甲状腺機能低下症による浮腫
多くの浮腫は、指で押した際に痕が残る圧痕性浮腫ですが、甲状腺機能低下症では指を離すとすぐに戻る非圧痕性浮腫が見られるのが特徴です。無気力や眠気、便秘といった症状を伴うことが多く、疑わしい場合は採血でホルモン値を調べます。
原因特定のための精密検査
当院では、浮腫の原因を多角的に診断するために、以下の検査体制を整えております。
- 採血検査(栄養状態や凝固マーカーの確認)
- 心電図検査
- 胸部レントゲン・CT検査
- 腹部CT検査
- 腹部エコー検査
浮腫は何らかの身体の異常を知らせるサインです。症状が現れた際は放置せず、まずは当院へご相談ください。
つらい浮腫みの症状はクリニック田島へ
浮腫の原因は多岐にわたり、診断には専門的な検査が必要です。まずはご自身の身体に関心を持ち、日々の体重チェックを習慣化することで、小さな変化を見逃さないようにしましょう。
原因が判明しないまま放置すると重症化する恐れもあります。当院では緊急性の正確な判断を重視し、適切な検査の提案や、必要に応じた高度医療機関への紹介を行っております。
浮腫みが気になる患者様一人ひとりに寄り添い、最適な治療計画をご提案いたします。お悩みの方は、ぜひ以下のリンクより予約をご検討ください。
足や顔のむくみに関するよくある質問(Q&A)
Q1:夕方になると足がパンパンにむくみます。単なる運動不足でしょうか?
A: 長時間の立ち仕事やデスクワークによる運動不足が原因の場合もありますが、注意が必要な病気が隠れていることも少なくありません。足のむくみは、心臓のポンプ機能が落ちる「心不全」や、足の静脈に血栓(血の塊)が詰まる「深部静脈血栓症」などのサインである可能性があります。当クリニックには循環器の専門医が在籍しており、単なる疲れか病気によるものかを的確に診断いたします。
Q2:朝起きると顔がむくんでおり、最近ひどい「だるさ」や「体重増加」もあります。
A: そのような症状は、甲状腺ホルモンが不足する「甲状腺機能低下症(橋本病など)」の可能性があります。甲状腺機能が落ちると代謝が悪くなり、全身に水分が溜まりやすくなります。更年期障害やうつ病と間違われやすい病気ですが、当院には内分泌(甲状腺)の専門医も在籍しており、血液検査でホルモン数値を迅速に確認し、適切な診断を行うことが可能です。
Q3:むくみが気になりますが、何科を受診すれば良いかわかりません。
A: むくみの原因は、心臓、肝臓、腎臓、甲状腺、血管など多岐にわたるため、まずは「内科」を受診して原因を突き止めることが重要です。当クリニックは複数科目の専門医(循環器・内分泌・消化器など)が在籍する総合的な内科機能を持っています。一つの臓器に偏らず、全身のバランスを診て迅速に適切な治療へと繋げます。
Q4:むくみの原因を調べるために、どのような検査を行いますか?
A: まずは血液検査で肝臓・腎臓の機能(アルブミン低下などがないか)、甲状腺ホルモン、血栓のマーカーなどを調べます。さらに、心不全や静脈血栓症が疑われる場合には、心エコー検査やレントゲン、そして院内に完備しているCT検査機器を用いて、胸に水が溜まっていないか、血管に異常がないかを迅速かつ精密に確認します。
Q5:仕事帰りに受診したいのですが、女性の先生に相談することはできますか?
A: はい、当院には女性医師も在籍しておりますので、生理前のむくみや更年期に伴う体調変化など、デリケートなお悩みも安心してご相談いただけます。働く世代の方をお待たせしないよう24時間WEB予約に対応しており、お支払いにはキャッシュレス決済が可能です。また、無料駐車場を完備しているため、足がむくんで歩くのがお辛い時もお車でスムーズにご来院いただけます。
【患者様へ】 「急に片足だけが赤く腫れてむくんだ」「むくみと同時に息苦しさがある」といった場合は、深部静脈血栓症や重症の心不全など、早急な治療が必要なサインの可能性があります。 「ただのむくみ」と自己判断して放置せず、少しでも違和感があればお早めに専門医にご相談ください。 最短で翌営業日に結果がわかる健診体制を活かし、患者様の不安をスピーディーに解消いたします。
<このページの監修>
理事長 好川謙一
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本内視鏡学会認定 内視鏡専門医
日本肝臓学会認定 肝臓専門医
日本炎症性腸疾患学会認定 IBD連携専門医
医学博士・産業医
