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高尿酸血症(痛風)

足の親指の付け根に急激な痛みを感じたり、関節が赤く腫れたりしていませんか?その症状は、放っておくと危険な痛風かもしれません。本記事では、痛風の原因から治療法、予防のための生活習慣までを専門医の視点で詳しく解説します。

足の痛みや腫れは痛風のサインかもしれません

以下のような症状に心当たりはありませんか?

  • 足の付け根が痛む
  • 足首や足の甲、ひざなどが赤く腫れている
  • 患部が熱を持っている
  • 関節などに激痛が走る

上記のような症状が見られる場合は、痛風の可能性が非常に高いです。

痛風とは:高尿酸血症が引き起こす関節炎

痛風は、高尿酸血症という状態が原因で、関節に激しい炎症を引き起こす疾患です。尿酸は通常、体内の細胞の代謝産物として生成されます。しかし、体内の尿酸量が増えすぎると、結晶が関節に蓄積し、激しい痛みをもたらします。一般的には足の親指の付け根に発症することが多いですが、他の関節にも影響を及ぼすことがあります。

痛風のリスクを確認するチェックテスト

  1. 大食いで肥満傾向にある
  2. アルコールを大量に飲む習慣がある
  3. 肉類を好んで食べることが多い
  4. 日常的にストレスを多く感じている
  5. 運動不足である
  6. 腎臓の機能に障害がある
  7. 激しい運動を頻繁に行う
  8. 血縁者に痛風の既往歴がある人がいる

上記の中で3つ以上に該当する方は、痛風予備軍である可能性が高いです。痛風は発症すると歩くのも困難な激痛を伴います。手遅れになる前に、早期の治療を開始しましょう。

高尿酸血症と痛風の違いを詳しく解説

高尿酸血症は血液中の尿酸濃度が高い状態そのものを指し、一方で痛風はその結果として起こる急性の関節炎を指します。

高尿酸血症

血液中の尿酸濃度が正常値を超えている状態です。尿酸の排泄が不十分、あるいは生成が過剰になることで発生します。通常は無症状ですが、放置すると尿酸結晶が沈着するリスクが高まります。

痛風

尿酸結晶が関節に蓄積し、炎症を起こした状態です。突然の腫れと激痛を伴う「痛風発作」が現れます。発作は自然に消失することもありますが、根本原因である高尿酸血症を治療しない限り、再発を繰り返します。

高尿酸血症を放置することで起こる合併症

高尿酸血症を治療せずに放置すると、以下のような深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。

痛風発作 尿酸が関節で結晶化し、急性の激しい痛みと腫れを引き起こします。
痛風性関節炎 慢性的な炎症により、関節の機能に支障をきたす可能性があります。
尿酸結石 尿路に結晶が蓄積し、腎臓や尿管にダメージを与えることがあります。
腎機能障害 長期間の尿酸蓄積により、腎臓の機能が低下する恐れがあります。

当院では、生活習慣の改善アドバイスとともに、効果的なお薬を迅速に処方することが可能です。

尿酸値が上昇しやすくなる主な原因

痛風の発症には、主に以下のような生活習慣や要因が関係しています。

遺伝的要因 家族歴など、遺伝的な体質が影響する場合があります。
食生活 レバーなどの内臓類やビール、果糖を多く含む飲料の過剰摂取が尿酸値を上げます。
肥満 過体重は尿酸の排泄を妨げるため、発症リスクを高めます。
アルコール 過度の飲酒は、尿酸の生成を促し排泄を阻害します。
激しい運動 大量の発汗後に水分補給が不足すると、一時的に血液中の尿酸濃度が急上昇します。

痛風・高尿酸血症の専門的な治療法

治療の目的は、尿酸値を正常範囲にコントロールし、結晶の蓄積を防ぐことです。

薬物療法によるコントロール

尿酸排泄促進剤 ドチヌラド、プロベネシド、ベンズブロマロンなど、尿酸の排出を助ける薬です。
尿酸生成抑制剤 フェブキソスタット、アロプリノールなど、体内での尿酸生成を抑える薬です。
発作時の対症療法 NSAIDsやコルヒチン、ステロイドを用いて速やかに炎症を抑えます

生活習慣の改善

  • プリン体の制限:内臓類やビールなど、尿酸の元となる食品を控えます。
  • 十分な水分補給:尿酸を希釈し、尿からの排泄を促します。
  • 適切な体重管理:肥満を解消することで、尿酸代謝を正常化させます。

痛風の疑いがある場合の受診について

痛風の診断には、血液検査による尿酸値の測定や、身体診察が不可欠です。クリニック田島では多くの治療実績に基づき、患者様一人ひとりの病態に合わせた適切な治療を提案いたします。激痛で動けなくなる前に、まずはご相談ください。

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高尿酸血症(痛風)に関するよくある質問

Q1:足の親指の付け根が急に激しく痛みだしました。何科を受診すべきですか?

A: 急性の痛風発作の可能性がありますので、まずは内科を受診してください。当クリニックには複数科目の専門医が在籍しており、緊急の鎮痛処置から根本的な診断まで一貫して対応いたします。当日予約も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

Q2:健康診断で「尿酸値が高い」と言われましたが、痛みがないので放置しても良いですか?

A: 放置は厳禁です。自覚症状がなくても、高尿酸血症は尿路結石や腎障害、動脈硬化を進行させます。当院はCT検査機器を完備しており、結石の有無も迅速に確認できます。将来の合併症を防ぐためにも早期受診をお勧めします。

Q3:プリン体の多い食事を控えるだけで、尿酸値は下がりますか?

A: 食事療法も重要ですが、尿酸値の上昇には体質や排泄機能の低下が大きく関わっています。当院では看護師が丁寧に生活背景をお伺いし、無理のないアドバイスと、必要に応じた適切な薬物療法を組み合わせてご提案します。

Q4:痛風の治療は一生続けなければならないのでしょうか?

A: 発作が治まっても自己中断は避けてください。しかし、生活習慣の改善とお薬で尿酸値を低く安定させることができれば、薬の量を減らせる場合もあります。患者様のライフスタイルに合わせたサポートを継続的に行います。

Q5:仕事が忙しくてなかなか通院できないのですが、便利なサービスはありますか?

A: 働く世代の方のために、24時間WEB予約を導入し待ち時間の短縮に努めています。また、キャッシュレス決済への対応や無料駐車場の完備など、通院しやすい環境を整えております。健康診断後の再検査も迅速に対応可能です。


患者様へ:痛風発作の際は、患部を冷やして安静にし、早急に受診してください。自己判断での市販薬の使用は避け、一度医師へご相談ください。具体的な治療薬の詳細はクリニックまで直接お問い合わせください。

<このページの監修>
理事長 好川謙一
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本内視鏡学会認定 内視鏡専門医
日本肝臓学会認定 肝臓専門医
日本炎症性腸疾患学会認定 IBD連携専門医
医学博士・産業医

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