循環器内科
循環器内科とは
循環器内科は、内科の一分野であり、心臓や血管に関連する疾患を診断し治療する専門科目です。
心臓や血管の疾患は重篤な場合が多いため、症状が重たい場合や一般内科で原因が特定されなかった場合などは循環器内科医による専門的な診察と治療が重要です。
循環器疾患に限らずですが、早期の診断と適切な治療は健康寿命を延ばすうえでもとても大事になります。
健康診断で心電図異常や高血圧を指摘されている方は、webより外来のご予約を取得ください。
当院では南多摩病院から循環器内科専門医に週に1度来ていただいており、クリニック田島に通院いただいている重症度の高い循環器疾患の患者様に専門的な診療をお届けしています。
当院が対応できる循環器疾患・症状
循環器内科の主な疾患
心臓病
心筋梗塞、心不全、心臓弁膜症、不整脈などの心臓に関連する疾患。
血管疾患
高血圧、動脈硬化、血栓症、動脈瘤、静脈瘤などの血管に関連する疾患。
先天性心疾患
生まれつきの心臓の異常や欠損を扱う先天性心疾患
不整脈
期外収縮、頻拍性不整脈、心房細動、徐脈性不整脈、心室細動などの疾患。
循環器内科の主な症状
胸痛
突然の強い胸痛や圧迫感、胸の締め付け感
呼吸困難
突然の息切れや呼吸が苦しい、軽度の身体活動でも呼吸がしにくい
不整脈
心拍が速くなったり、飛び跳ねるような感じがする、心拍数が遅くなったり、不規則になったりする
異常な疲労感
無理なく生活しているにもかかわらず、常に疲れているような感じがする
腫れやむくみ
足や足首、手首などに腫れやむくみがある
意識障害
ふらつき、めまい、失神などの意識障害がある
頭痛
高血圧の最初の症状が頭痛ということもあります
これらの疾患・症状は、循環器内科を受診することをおすすめします。
症状が重篤な場合は、連携医療機関にご紹介することも可能ですのでご安心ください。
循環器内科をクリニック田島で受診するメリット
メリット①：循環器内科専門医が在籍
クリニック田島では循環器内科専門医が週に1回診察にきております。
循環器内科は心臓や血管系に関連する疾患を扱う専門分野であり、これらの疾患は重大なものが多いため、専門的な知識と経験が必要です。
また、当院では、各先生が連携を取って、患者情報を管理しているため、既往歴などをもとに適切な治療が可能です。
メリット②：手厚いサポート体制完備
看護師の予診対応、看護助手による診療サポート、受付の丁寧な対応を心掛けております。
また、当院では健康診断から2次検診、保険適応による診療まで一気通貫して対応いたします。
病気になってから通院では遅いので、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
メリット③：24時間どこからでもweb予約が可能
当院は時間帯予約制を導入しております。
時間帯予約制という言葉に馴染みがないかもしれません。
簡単にお伝えすると「美容院」の予約制をイメージしていただければと思います。
たとえば、9時～9時30分の30分の時間帯で4~6人の診療枠があり、その枠を早いもの順で埋めていく形です。時間帯予約のメリットとしては患者さんの集中を避けられることにあります。
また、発熱・感冒症状に対する感染対策や待ち時間の肥大化防止に役立ちます。
受診を希望の方はこちらよりご予約ください。
当院の循環器内科でできる検査・治療
採血検査
当院の看護師が丁寧に採血します！
採血前に特別な前準備は必要ありませんが、採血前の絶食や特定の薬の服用指示がある場合は、お近くのスタッフに確認してください。
採血時に一時的なピリッとした痛みや違和感が感じられることがありますが、通常すぐに終わりますのでご安心ください！
心電図
心電図（しんでんず）は、心臓の電気活動を記録する検査方法のことを指します。
心電図は、心臓の拍動やリズムをグラフにし、心臓の異常や不整脈、心臓筋の損傷、心筋虚血などを評価するのに使用します。
ホルター心電図
ホルター心電図（Holter ECG）は、24時間以上にわたって心電図の記録を行う検査方法です。
通常の心電図は数十秒程度で行われますが、ホルター心電図は心臓の電気活動を長期間（通常は24時間）連続的に記録することで、日常生活における心臓のリズムや不整脈を確認することができます。
動悸や息切れがあるが心電図で異常が発見されない際などに、使用します。
エコー検査
エコー検査（Echocardiogram）は、心臓の構造や機能を確認する非侵襲的な検査方法です。
エコー検査は、超音波を使用して心臓の内部組織をリアルタイムで観察し、心臓の弁や心筋の運動、血液の流れなどを確認することができます。
胸部レントゲン・胸部CT
心臓に負担がかかると心肥大や胸水が溜まってくることがあります。
レントゲンやCTで過去の検査と比較します。
当院では見逃しを防ぐため、レントゲンのAI読影を先進的に導入しております。
循環器内科を受診するが迷われている方へ
心臓の健康は生命維持に欠かせない重要な要素です。
迷わず循環器内科を受診することで、早期の疾患発見や適切な治療を受けることができます。
下記に受診を迷われた際の判断基準を記述いたしますのでご確認ください。
症状の深刻さ
症状が重篤である場合は、迅速な対応が必要です。
胸痛や息切れなど、特に急性の症状がある場合は、迷わず医療機関を受診することが重要です。
症状の持続時
症状が長時間続いている場合や慢性的な問題がある場合も、早めに循環器内科を受診しましょう。
放置せずに早期の診断と治療を受けることで、症状の進行を防げる場合があります。
既往症やリスクファクター
高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの既往症やリスクファクターがある場合は、循環器内科を受診することをおすすめします。
これらの疾患は心血管病のリスクを高める可能性があります。
何度もお伝えしておりますが、循環器疾患、症状は「心臓や血管」に深く結びつきますので「症状があまり出ていないから大丈夫だろう」と放置せずにすぐに医療機関を受診するようにしましょう。
クリニック田島では循環器疾患に対して専門的に診療できる環境を整えておりますので、安心してご受診ください。丁寧に手厚く診療いたします。